Automated Driving System (ADS)
人の運転者に代わって車両の運転操作を担うシステムである。米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は自動運転車という呼び方も用いる一方、self-driving という語は車両の動作状態を表すだけで能力を表すとは限らないとして避けている。
NHTSA は自動化の水準を5段階に整理している。レベル0から1では運転者が常に運転に関与し、システムは警報を出すか、操舵または加減速のいずれかを支援する。レベル2では操舵と加減速の両方をシステムが扱うが、運転者が監視と責任を負う。レベル3は要請に応じて運転者が引き継げる状態にある必要があり、レベル4と5は作動中はシステムが運転して人は同乗者となる。同局は、自動化の水準を上げることが衝突に至る一連の事象から人間の運転者を外すことにつながり、機器は衝突の危険を人より速く検知して動作しうるとしている。
自動化の段階そのものは運転自動化レベル、システムが正常に動作する前提条件の範囲は運行設計領域、認識から制御までを単一のモデルで扱う方式はエンドツーエンド自動運転として、それぞれ別の用語で扱う。