数値制御加工

Computer Numerical Control Machining (CNC)

工作機械をコンピュータで制御して切削などの加工を行う方式である。NCは Numerical Control(数値制御)の略で、コンピュータを内蔵する現在の工作機械ではNC加工とCNC加工を区別しない。複雑な加工プログラムの作成にはCADやCAMのソフトウェアが用いられる。用語は ISO 2806 が国際的に定めている。

詳細

工作機械メーカーのブラザー工業は、技術解説「【工作機械基礎知識】NC加工とは」において、NC加工を「工作機械をコンピュータで制御して切削を行う加工方法」と説明している。NCは Numerical Control の略で、数値制御を意味する。

同解説によれば、CNC工作機械(Computer Numerical Control)は「NC工作機械とほぼ同義と考えて差し支えありません」とされる。初期のNC機械は紙テープで指令を与えていたが、その後コンピュータを内蔵する形へ発展し、「コンピュータ制御が当たり前になったいまでは、NC加工機もCNC工作機械もどちらもコンピュータを使っているため、両者を区別する必要がなくなった」と述べられている。

複雑な加工プログラムを作成する際には、CADやCAMのソフトウェアが用いられる。

用語の定義については、国際標準化機構の規格 ISO 2806:1994「Industrial automation systems — Numerical control of machines — Vocabulary」が、工作機械の数値制御分野における国際的な意思疎通を容易にすることを目的として定められている(https://www.iso.org/standard/7798.html 。2023年に最新の確認が行われている)。