Confocal Laser Scanning Microscopy (CLSM)
Modern Pathology に掲載された論文「Fluorescence confocal microscopy for pathologists」(DOI: 10.1038/modpathol.2013.158)は、共焦点顕微鏡の原理を「点光源、具体的にはレーザーを用い、焦点から外れた光を遮るピンホールによって組織の薄い切片が得られる」と説明している。
病理応用での利点は、組織を処理せずに観察できる点にある。同論文はこの手法が「未処理の組織の顕微鏡画像を、ヘマトキシリン・エオジン染色標本にほぼ完全に対応する形で提供できる」と述べている。
術中診断への適用について、著者らは「特定の状況において、蛍光共焦点顕微鏡は断端の評価で凍結切片の代替となりうる」とし、「乳がんおよび大腸がんの断端評価」や「検体の温存が重要な場合」に有用だったと報告している。
利点として挙げられているのは「所要時間の短さ、通常の組織学的検査のための組織の完全性の保持、脂肪組織の検出の容易さ」である。