Demand Response (DR)
需要家が電力の使用量を減らす、または別の時間帯へ移すことで、電力系統の需給調整に関与する仕組みである。米エネルギー省は、時間帯別料金やその他の金銭的なインセンティブに応じてピーク時間帯の電力使用を削減または移行することにより、需要家が電力系統の運用において重要な役割を果たす機会と説明している。
発電側の設備を増やして需要の山に合わせるのではなく、需要側を動かして需給を合わせる点に特徴がある。対象となる負荷は空調、照明、産業プロセス、電気自動車の充電など幅広い。ピーク時の使用を抑えることは、その時間帯のためだけに確保している発電設備や送配電設備への投資を抑えることにつながる。
需要側の資源は、屋根置き太陽光や蓄電池とともに分散型エネルギー資源に含まれる。これらを束ねて系統サービスを提供する仕組みは仮想発電所として別の用語で扱う。