光ファイバ加入者網

Fibre To The Home (FTTH)

総務省の資料は、FTTHを、通信事業者の収容局から加入者宅まで光ファイバケーブルを敷設し、超高速インターネットアクセスを可能とするものと説明する。1芯の光ファイバを1加入者が占有するシングルスター(SS)方式と、カプラ等の分岐装置で1芯を複数の加入者が共有するPON方式があり、PONにはB-PON、GE-PONなどの規格がある。上りと下りの速度が同じで安定している点が、非対称で不安定なADSLやケーブルインターネットと異なる。

詳細

定義

総務省の研究会資料「ブロードバンドの諸類型」(平成16年12月)は、FTTHを「通信事業者の収容局から加入者宅まで光ファイバケーブルを敷設し、超高速インターネットアクセスを可能とするもの」と説明している。

方式

同資料は2つの方式を挙げる。

  • SS方式(シングルスター): 1芯の光ファイバを1加入者で占有するネットワーク方式
  • PON方式: カプラ等の分岐装置を利用し、1芯の光ファイバを複数の加入者で共有するネットワーク方式。B-PON、GE-PON等の規格がある

同資料が示す伝送速度は100Mbps〜1Gbpsである。

他方式との違い

同資料は、FTTHは上りの通信速度と下りの通信速度が同じでかつ速度も安定している点で、非対称で不安定なADSLや、より遅いケーブルインターネットと異なるとしている。

PONの国際標準

ITU-T勧告 G.984.1「Gigabit-capable passive optical networks (GPON): General characteristics」(2008年3月29日承認)は、事業用および住宅用サービスの帯域要求を支えうる柔軟な光ファイバアクセス網を記述し、対称型と非対称型の双方のGPONシステムを扱う。同勧告が定める公称線速度は、下り2.4Gbit/s、上り1.2Gbit/sおよび2.4Gbit/sである。