完全準同型暗号

Fully Homomorphic Encryption

暗号化されたデータのまま任意の関数を計算でき、その際に秘密鍵を知る必要がない暗号方式である。米国国立標準技術研究所(NIST)のプライバシー強化暗号(PEC)プロジェクトは、完全準同型暗号をマルチパーティ計算(MPC)、ゼロ知識証明(ZKP)、秘匿集合交差(PSI)と並ぶ主要ツールの一つとして挙げている。同プロジェクトはNISTIR 8214Cのしきい値スキーム公募において完全準同型暗号をカテゴリS5として扱い、将来の標準化に向けた動向を追っている。