ガス化

Gasification

有機物や化石由来の炭素質材料を高温で、燃焼させずに量を制御した酸素または蒸気と反応させ、一酸化炭素・水素・二酸化炭素へ転換する処理。米国エネルギー省は摂氏700度を超える温度で行われるとしている。農作物残渣や都市ごみなども原料になる。

詳細

概要

米国エネルギー省(DOE)の解説によれば、ガス化とは、有機物または化石由来の炭素質材料を摂氏700度を超える高温において、燃焼させることなく、量を制御した酸素あるいは蒸気と反応させ、一酸化炭素・水素・二酸化炭素へ転換する処理である。

技術的な要点

同省によれば、ガス化で生じた一酸化炭素は、さらに蒸気との水性ガスシフト反応に供され、追加の水素と二酸化炭素を生成する。生成したガスからの水素の分離には、吸着装置や専用の膜が用いられる。

産業での位置づけ

同省はバイオマス由来の原料として、トウモロコシの茎葉や麦わらといった農作物残渣、林地残材、スイッチグラスやヤナギのようにエネルギー利用を目的として栽培される作物、有機性の都市ごみ、および家畜排せつ物を挙げている。