ISO 15118

ISO 15118 Vehicle to Grid Communication Interface

電気自動車と充電設備の間の通信インタフェースを定める国際規格群。ISO 15118-2 はメッセージ、データモデル、XML/EXIによる表現、V2GTP、TLS、TCP、IPv6の利用を規定し、2022年発行のISO 15118-20 は第2世代として双方向の電力伝送を定義する。

詳細

概要

電気自動車と充電設備の間でやり取りする通信の規格群。ISO 15118-2:2014 は、バッテリ電気自動車やプラグインハイブリッド車と充電設備との間の通信を規定し、メッセージ、データモデル、XMLおよびEXIに基づくデータ表現形式、V2GTP、TLS、TCP、IPv6の使用を定める。ISO 15118-20:2022 は第2世代のネットワーク層およびアプリケーション層の要求として2022年4月26日に発行された。

技術的な要点

ISO 15118-20 は、双方向の電力伝送に関する通信メッセージと手順の要求を定義する。加えて、自動接続装置や、充電および制御の状態に関する情報サービスを扱い、導電式と無線式の双方の充電に対応する。文書量は561ページに及ぶ。認証面ではTLSを用いた保護された通信路の上で、契約に紐づく証明書を用いて車両を自動的に認証する方式が実装されており、これは一般にPlug & Chargeと呼ばれる。

産業での位置づけ

双方向電力伝送の規定は、車両を系統側の資源として使う応用の通信面の前提になる。充電器メーカー、車載充電制御、証明書の発行と管理を担う事業者にとって、この規格への準拠は相互接続性を確保するための要件である。国や地域ごとに採用状況と併用される規格が異なるため、対応範囲を確認する必要がある。