レーザー誘起ブレークダウン分光法

Laser-Induced Breakdown Spectroscopy (LIBS)

パルスレーザーを対象に照射してプラズマを発生させ、その発光スペクトルから元素組成を求める分析法である。NASAジェット推進研究所(JPL)は、レーザーのパルスを岩石などの標的に撃ち込むと、そのエネルギーが針の頭ほどの領域を発光する電離気体すなわちプラズマに変え、装置内の分光器がプラズマの発する光のスペクトルを解析して標的に含まれる元素を同定すると説明する。元素ごとに発光する波長が異なることを利用する。

詳細

概要

パルスレーザーを標的に集光照射し、生じたプラズマの発光を分光して元素組成を調べる分析法である。試料の前処理を必要とせず、レーザーが届く範囲であれば非接触で測定できる点が特徴とされる。

技術的な要点

出典によれば、レーザーのパルスが標的の針の頭ほどの微小な領域を発光する電離気体(プラズマ)に変える。分光器がそのプラズマの発光スペクトルを解析し、元素ごとに異なる波長で光ることを利用して含有元素を同定する。

産業での位置づけ

出典は火星探査車キュリオシティに搭載された分析装置ChemCamの模式図を説明したものであり、遠隔からの岩石の元素分析に用いられている。