リンパ浮腫

Lymphedema

皮膚と筋肉の間にリンパ液が溜まることで生じる腫れである。米国国立がん研究所(NCI)のPDQはこう定義し、がんそのものやがん治療がリンパ液の流れを妨げることで起こるとする。腫瘍による閉塞、手術によるリンパ液の流れの途絶、放射線治療でできた瘢痕組織による閉塞の3つが挙げられている。治癒させることはできないが腫れを和らげる治療は可能な慢性の状態であり、早く治療を始めるほど管理しやすいとされる。

詳細

定義

米国国立がん研究所(NCI)のPDQは、リンパ浮腫(lymphedema)を、皮膚と筋肉の間にリンパ液が溜まることによって生じる腫れと定義している。

原因

同PDQは、がんまたはがん治療がリンパ液の流れを乱すことでリンパ浮腫が生じるとし、次の3つの経路を挙げている。

  • がんや腫瘍がリンパ液の流れを塞ぐ
  • がんに対する手術がリンパ液の流れを断つ
  • 放射線治療によってできた瘢痕組織が流れを塞ぐ

経過

同PDQは、リンパ浮腫を治癒させることはできないが、腫れを和らげる治療は可能な慢性の状態だと説明している。また、治療を早く始めたほうが管理しやすいとして、症状に気づいた時点で医師に連絡するよう促している。