膜分離

Membrane Separation

膜を用い、成分の大きさと化学的性質の違いの組み合わせに基づいて流体中の成分を分離する操作である。米国環境保護庁の刊行物に収録されたVaneの解説によれば、大きさに基づく分離では膜を透過する物質の駆動力は加えられた流体の圧力勾配であり、化学的性質を介する分離では膜の上流側と下流側の化学ポテンシャル差が駆動力となる。圧力駆動型は精密ろ過、限外ろ過、ナノろ過、逆浸透に分けられる。海水淡水化では逆浸透に要する電気エネルギーが理論最小値の約2倍にとどまり、蒸発による熱分離を大きく下回る。