微小重力

Microgravity

米航空宇宙局(NASA)グレン研究センターによれば、物体が自由落下しているときに生じる状態である。国際宇宙ステーションの中で物体が浮いて見える状態は一般に「無重力(0g)」と呼ばれるが、同センターはより正確には微小重力(1×10のマイナス6乗g)であるとする。重力が消えるのではなく、物体も宇宙飛行士も宇宙ステーションも同じ割合で落下し続けているために浮いて見える。地上では落下塔や放物線飛行の航空機で短時間の微小重力を作る。

詳細

定義

米航空宇宙局(NASA)グレン研究センターは、「微小重力という状態は、物体が自由落下しているときにはいつでも生じる」と説明している。同センターは、国際宇宙ステーションの中で物体が浮いて見える状態を一般に「無重力(0g)」と呼ぶが、より正確には微小重力(1×10のマイナス6乗g)であるとする。すなわち重力が失われているのではない。

軌道上で浮いて見える理由

同センターは、リンゴも宇宙飛行士も宇宙ステーションも「すべてが同じ割合で落下している」と述べる。宇宙ステーションはおよそ時速17,500マイルで地球のまわりを回りながら落下し続けており、その中の物体も同じ運動をするため、互いに対して浮いているように見える。

微小重力を作る設備

NASAグレン研究センターは次の設備を挙げている。

  • 放物線飛行の航空機(通称「バミット・コメット」): 20〜25秒
  • Zero Gravity Research Facility(500フィートの落下塔、真空中): 5秒あまり
  • より小規模な落下塔: 2.2秒

軌道上の宇宙機では、これらより桁違いに長い時間の微小重力が得られる。