Navigational Bronchoscopy (ENB)
最初のナビゲーションシステムは、患者の身体周囲に電磁場を発生させる電磁ナビゲーション気管支鏡(ENB)であった。CT画像から再構成した3次元の肺の解剖モデルと電磁場内の空間を対応づけることで、センサーの位置を仮想3Dマップ上に表示しながら誘導する。
胸部CTから気道の描出のみを行い位置情報を持たない仮想気管支鏡とは異なり、ENBはGPSを用いた移動に例えられる。
ナビゲーション気管支鏡は従来の気管支鏡より診断率が高く、米国胸部医学会(ACCP)は到達困難な末梢肺病変からの組織採取にENBを用いることを推奨している。近年は電磁方式以外の新しいナビゲーション手法やプラットフォームも開発されている。