プリンテッド・エレクトロニクス

Printed Electronics

印刷や塗布の工程で電子部品を作る付加的な製造手法。スクリーン印刷、スプレー塗布、ロール・トゥ・ロールなどを用い、堆積する材料の種類・厚さ・分布・パターンを精密に制御できる。柔軟な基材の上に大面積で作れるため、センサー、ディスプレイ、エネルギーデバイスに用いられる。

詳細

npj Flexible Electronics の総説「Revolutionizing wearable technology: advanced fabrication techniques for body-conformable electronics」(DOI: 10.1038/s41528-024-00370-8)は、プリンテッド・エレクトロニクスを「印刷または塗布の工程を用いて電子部品を作る付加的な製造手法(additive fabrication method)」と説明している。

対象となる工程にはスクリーン印刷、スプレー塗布、ロール・トゥ・ロールが含まれる。スクリーン印刷については「スクリーンを介して導電性または半導体の材料を基材上に堆積させる」と記述されている。

利点として同総説は「堆積する材料の種類、厚さ、分布、パターンを精密に制御できる」ことを挙げ、柔軟な基材の上で「高精度・高解像度のパターニング」を実現しつつ、量産時の製造コストを下げ、大面積のセンサー、ディスプレイ、エネルギーデバイスの作製を可能にすると述べている。

薄く柔軟で軽い形態を取れるため、身体に沿わせるウェアラブル機器や、曲面・可動部に貼り付けるセンサーの実装に適する。