RTK測位

Real Time Kinematics (RTK)

RTK測位は、基準局で得た搬送波の補正情報を移動局へリアルタイムに送り、誤差要因を相殺するGNSSの相対測位技術である。基準局付近で数センチメートル級の精度が得られる。

詳細

概要

Real Time Kinematics(RTK)は、1990年代半ばに登場した差動GNSS技術で、基準局の近傍で高精度の測位を行う。

技術的な要点

構成は基準局、1台以上の移動局(ローバー)、基準局から補正情報を放送するリアルタイム通信路からなる。搬送波の測定値と、位置が既知の基準局からの補正情報を使う。基準局の近傍では衛星時計誤差や軌道誤差などの主要な誤差要因がほぼ共通になるため、差動処理で相殺できる。1つの基準局がカバーする範囲はおよそ10〜20kmで、精度は数センチメートル程度とされる。

産業での位置づけ

測量で広く使われてきた技術であり、自動運転、ロボット、ドローン、農機などの高精度位置情報の用途にも使われる。