Remote Sensing
米国地質調査所(USGS)は、リモートセンシングを、離れた位置から反射および放射される放射を測定することによって、ある領域の物理的特性を検知し監視する過程と説明している。観測は典型的には衛星または航空機から行われる。
米国海洋大気庁(NOAA)は、センサを受動型と能動型に分けている。受動型は地表から反射または放射される自然のエネルギーを記録するもので、主に太陽光を捉える。能動型は自ら発したエネルギーを用いてデータを取得するもので、反射までの時間を測るレーザーの系がこれにあたる。用いられる機器は、地表の広い範囲を撮影する衛星搭載カメラ、船に搭載して海底の画像を作るソナー、温度差を捉える熱赤外カメラ、専用のセンサを載せたドローン、航空写真など多岐にわたる。
USGS は用途として、宇宙からの大規模な森林火災の把握、気象や火山活動の監視、砂塵嵐の追跡、数年から数十年にわたる都市の拡大や農地・森林の変化の追跡、海底地形の作図を挙げている。NOAA は海岸線の変化と海岸侵食、海水温や海氷の状態、ハリケーンや洪水といった災害、湿地や野生生物の生息環境の監視を挙げる。いずれも同一地点を繰り返し観測して差分を捉える用途であり、継続的な観測体制と過去データの蓄積が成果を左右する。