ステント

Stent

体内の通り道を開いた状態に保つために留置する小さな網状の管である。米国立心肺血液研究所(NHLBI)は、弱くなった血管や狭くなった血管などの通路を開いておくために用いる小さなメッシュ状のチューブと説明する。金属のメッシュのみのベアメタルステント、再狭窄を防ぐ薬剤を塗布した薬剤溶出ステント、金属メッシュの上を漏れない素材で覆ったステントグラフト、気道に用いるシリコーン製のものなどがある。冠動脈、頸動脈、大動脈、肺の気道に留置される。

詳細

概要

体内の通り道を開いた状態に保つために留置する小さな網状の管である。出典は、弱くなった血管や狭くなった血管などの通路を開いておくために用いると説明する。

技術的な要点

出典が挙げる種類は次のとおり。ベアメタルステントは単純な金属メッシュの管で冠動脈と頸動脈の双方に用いられる。薬剤溶出ステントは冠動脈で最も多く使われる型で、再び狭くなるのを防ぐ薬剤が塗布されている。ステントグラフトは漏れない素材の下に金属メッシュを持つ管で、より太い動脈に用いられる。気道にはシリコーン製のものが使われ、挿入と抜去が容易とされる。

産業での位置づけ

留置部位として冠動脈、頸動脈、大動脈、肺の気道が挙げられている。対象となる病態は冠動脈の狭窄や、動脈壁が膨らむ動脈瘤である。出典は合併症として、ステントの閉塞、ステント内での血栓形成、気道ステントの位置ずれを挙げている。