エンジティクス

Engitix

細胞外マトリックス解析から線維症・がんの創薬標的を探す英国企業

概要

ヒト組織由来の細胞外マトリックス(ECM)スキャフォールドを用いて疾患の生物学を再現し、新たな創薬標的やバイオマーカーを探索する。組織別・疾患別の ECM バイオアーカイブと3次元ヒト細胞モデルを基盤に、機械学習を組み合わせてマトリックス生物学を解析し、構造的・細胞的・生理活性の3区分で標的を抽出する。対象疾患は線維症、炎症、固形がんで、肝線維症の退縮に向けた標的では GSK と提携し、標的型 ADC の開発では Lonza にライセンスした。2016年にユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)の肝臓・消化器研究所からスピンアウトし、本社はロンドン。

創業の背景

Engitix は2016年に、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)の肝臓・消化器研究所(ILDH)からスピンアウトして誕生した企業で、現在はロンドンに本社を置く。肝臓などのヒト組織の脱細胞化手法の発明者である Giuseppe Mazza 氏と、肝線維症の専門家で ILDH 所長の Massimo Pinzani 教授が設立し、2017年にUCLの商業化会社 UCLB から基盤となるECM関連特許の独占ライセンスを得た。従来の創薬は人工的な基質や動物モデルに頼り、ヒトのECMを実験系に含めなかったため後期の失敗が多いという課題があり、これを解消する創薬基盤を目指した。

出典: engitix.com

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