Gaussion Ltd

Gaussion Ltd

磁場でリチウムイオン電池の急速充電を可能にする後付けモジュール

概要

英ロンドン拠点で、2022年にUCLとFaraday Institutionのスピンアウトとして設立された。電池パックの外側から磁場をかけてイオンの動きを整える技術で、磁性体を埋め込んだ基板「MagLiB」と、磁場制御を担うチップ・ファームウェア「Aeon」を提供する。セルの化学組成や形状(LFP/NMC/NCAなど)を変えずに後付けできる点が特徴で、発熱とデンドライト生成を抑え、急速充電と長寿命、低温特性の改善を狙う。輸送、航空宇宙、ドローンなど14件の商用プログラムが進行中である。2026年6月にAlbionVCとBGF主導で2,800万ドルを調達し、累計調達額は4,400万ドルを超える。

創業の背景

Gaussionは2022年に英国のUCLとFaraday Institutionからのスピンアウトとして設立された、ロンドン拠点のディープテック企業である。BGFの紹介ページによれば創業者はTom HeenanとChun Tanで、Heenanが共同創業者兼CEOを務める。リチウムイオン電池は急速充電すると発熱や劣化が進み、サイクル寿命が縮むため、電気自動車などの普及を妨げる制約になっているとBGFは説明している。同社は新材料や新しいセル化学を開発するのではなく、充電中のセル内部のイオンの動きに磁場で働きかける方法を選んだ。研究の基盤はFaraday Institutionでの研究にあり、現在は磁性体を埋め込んだ基板MagLiBと制御チップAeonを提供している。

出典: www.bgf.co.uk / www.bgf.co.uk / www.gaussion.com

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