リビング・モデルズ

Living Models

植物ゲノムの基盤モデルBOTANIC-1を開発する仏・米の企業

概要

生物学向けの基盤モデルを開発し、まず植物ゲノムを対象とする。旗艦モデル「BOTANIC-1」は植物320種のゲノムで学習した32億パラメータのモデルで、DNA配列から遺伝子の境界やスプライス部位、制御モチーフといった機能を直接読み取る。実験で裏づけられた変異のおよそ半分について、原因となる変異を候補の上位1%に入れられるとしている。種子・育種企業が持つ自社データと組み合わせ、変異の優先順位付け、マッピング領域の絞り込み、集団における形質予測に用いる想定である。パリとバークレーに拠点を置き、UC Berkeley SkyDeckなどからプレシード資金を得ている。

創業の背景

Living Modelsはパリとバークレーに拠点を置き、生物学向けの基盤モデルを開発する企業である。創業者は、CEOのCyril Veran氏、CTOのLeonard Strouk氏、CSOのBertrand Gakière氏で、Veran氏はAIと植物生物学の接点で活動する起業家、Strouk氏は生化学者出身のAIエンジニア、Gakière氏は植物生物学の准教授と紹介されている。同社は2026年3月10日公開のマニフェストで、ゲノムは言語と同様に系列データであり、トランスフォーマーで読み解けるとの考えを示し、蓄積された塩基配列データが十分に活用されていない状況を課題として挙げた。最初に植物を選んだ理由は、データが公開されており、予測を1回の生育期で検証できるためだと説明している。

出典: livingmodels.ai / livingmodels.substack.com / tech.eu

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