腸内発酵由来メタン

Enteric Methane

反芻動物の消化過程で生じるメタンである。国連食糧農業機関(FAO)によれば、ルーメン内の微生物が植物質を分解・発酵する際にメタンが生成され、動物のげっぷとして体外へ排出される。世界では年間およそ6億トンのメタンが大気中へ排出され、そのうち約60パーセントが人為起源で、農業は世界の人為起源メタン生成のほぼ半分を占める。牛の飼養頭数は世界最大で、世界の腸内発酵由来メタン排出の約75パーセントを占めるとされる。FAOは、家畜の栄養・健康・遺伝の改善を通じた技術的および政策的な解決策を挙げている。