Gamma delta T cell
γδT細胞は、αβ型とは異なりγ鎖とδ鎖からなるT細胞受容体(TCR)を持つT細胞である。
Frontiers in Immunology の論文によれば、血中に主に存在する Vγ9Vδ2 T細胞はブチロフィリン(BTN)ファミリー、なかでも BTN2A1 を認識し、完全な活性化には BTN3A1 の発現を必要とする。
同論文は、二重特異性T細胞エンゲージャーが「標的抗原と CD3 に同時に結合することで、TCR と MHC の特異的な結合を介さずに、T細胞による腫瘍細胞への細胞傷害を誘導できる」と述べている。この性質を利用し、γδTCR の細胞外ドメインと抗CD3 一本鎖抗体を融合させた分子(GAB)も報告されている。