Harvesting Robot
収穫ロボットは、果実などの収穫作業を自動化する農業用ロボットである。農研機構が緊急開発事業で開発したイチゴ収穫ロボットは、夜間に稼働して収穫作業を代替することを狙いとし、画像処理によって収穫適期の果実のみを選択収穫することで収穫労力を削減できるとされている。
同機は、果実の着色度を判別する画像処理装置、人の腕に相当するマニピュレータ、果柄を把持切断して摘み取るエンドエフェクタ、採った果実を収めるトレイ収容部からなる。着色度は8分以上を目安に判別する。機体は移動プラットフォームに搭載され、果実へ通路側からアプローチする機は通路を走行し、内側からアプローチする機は栽培ベッドの下を走行する。
収穫は施設園芸の作業時間に占める割合が大きく、選択収穫の判断を機械に委ねるには果実の成熟度の判別と、果柄を傷めずに切り取る機構の両方が要る。画像処理による成熟度判別とマニピュレータによる摘み取りを組み合わせる構成は、その二つの要件に対応したものである。