液浸冷却

Immersion Cooling

IT機器を誘電性流体に浸して冷却する方式。単相液浸冷却(1PIC)と二相液浸冷却(2PIC)に分類される。

詳細

分類

データセンターの液体冷却には主に直接チップ冷却(DTC)と液浸冷却がある。液浸冷却技術の主な区別は、密閉シャーシ内かオープンバス構成かに加えて、単相と二相のいずれのプロセスを用いるかにある。

単相と二相

1PICは誘電性流体をIT部品上に循環させ熱交換器を用いる方式で、流体はサイクル全体を通じて液体のまま加熱・冷却される。2PICはプール沸騰によりIT機器から熱を奪い、発生した蒸気を凝縮器で液体に戻す方式である。

比較

オークリッジ国立研究所の報告は、2PICが放熱能力、冷却効率、設計の単純さの点で1PICより有利であり、効率面でも相当の省エネにつながるとしている。なお、誘電性液体を用いたコンピュータの液浸冷却の初期研究は1966年にIBMのOktay Sevginによって行われた。