Insulin Pump
米国国立糖尿病・消化器・腎臓病研究所(NIDDK)は、インスリンの投与方法として注射器と針、インスリンペン、インスリンポンプを挙げ、インスリンポンプを、一日を通じて一定量のインスリンを投与する小型の機械と説明している。一部の患者には人工膵臓(自動インスリン投与システム)も選択肢になるとされる。
NIDDK の説明では、ポンプの一形態は身体の外側にベルトやポケット、ポーチに入れて装着する。ポンプは細いプラスチックチューブと非常に細い針につながっており、針を用いてチューブを皮下へ挿入したのち針を抜く。チューブはポンプに接続されたまま数日間留置される。機械は24時間にわたりチューブを通して体内へインスリンを送り込み、必要に応じて投与量を増減するようプログラムできる。食事の際には患者自身がポンプから追加の投与を行える。同研究所の1型糖尿病の解説では、ポンプには2〜3日ごとにインスリンを補充するとされている。
NIDDK は、インスリンの投与方法は生活様式、保険、本人の希望によって変わるとし、糖尿病でインスリンを用いる人の多くが注射器と針、ペン、ポンプのいずれかを使うとしている。インスリンを投与する場合は血糖値を定期的に確認し、投与量を食事、身体活動、その時点の血糖値に合わせる必要があり、合わせられないと低血糖に陥りうる。投与量の調整を機器側でどこまで担えるかが、この分野の製品が解こうとしている課題にあたる。