Light Detection and Ranging (LiDAR)
米国海洋大気庁(NOAA)は、ライダー(Light Detection and Ranging)を、地表を調べるために用いるリモートセンシングの手法と説明している。パルスレーザーを用いて地球までの可変の距離を測る。
レーザー光が対象の表面で反射すると、その光をセンサが記録して距離を求める。この測距結果をGPSおよび姿勢のデータと組み合わせることで、点群(point cloud)と呼ばれる密で詳細な標高点の集合が得られる。方式は二つに分けられる。地形用のライダーは近赤外のレーザーを用いて陸域を計測する。水深用のライダーは水を透過する緑色光を用い、海底や河床の標高も計測する。
NOAA はこの技術を、浸水と高潮の予測計算、流体力学の計算、海岸線の作図、緊急対応、水路測量、沿岸の脆弱性評価に用いている。正確な海岸線図と数値標高モデルの作成も用途に挙げられている。距離を直接測る能動型のセンサであるため、カメラ画像だけでは得にくい三次元の形状情報が得られ、自律移動する機械の周囲認識でもこの性質が利用される。