Quanscient

Quanscient

クラウド型マルチフィジックス解析Allsolveを提供するフィンランド企業

概要

フィンランド・タンペレに拠点を置く2021年設立のシミュレーション企業。主力のQuanscient Allsolveは有限要素法によるマルチフィジックス解析をクラウド上で並列実行するソルバで、Pythonから操作でき、物理を反映したAIサロゲートモデルにより予測をミリ秒単位で返す。MEMSやRFフィルタ、超音波トランスデューサ、LiDARなどセンサ・電子部品の設計が主な用途で、Infineon、imec、UKAEA、Proxima Fusionなどが利用する。量子研究部門では流体解析向けの量子格子ボルツマン法(QLBM)を開発している。

創業の背景

Quanscientは2021年9月、Juha Riippi、Alexandre Halbach、Asser Lähdemäki、Valtteri Lahtinenの4人が創業し、2024年にAndrew Tweedieが5人目の創業者として加わった。CTOのHalbachは約8年にわたり高性能なアルゴリズム群を開発し、オープンソースのC++有限要素ライブラリSparselizardとして公開していたが、アルゴリズム群は製品ではなく、学習負担の大きさから多くの人には使えないと同社は述べている。そこで量子分野、クラウド開発、ソフトウェア事業の経験を持つ共同創業者が集まり、クラウドで拡張できる次世代のシミュレーション基盤を作ることにした。初版の製品は2022年末に公開された。

出典: quanscient.com / quanscient.com

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