対象を傷つけることなく、材料・部品・構造物に欠陥がないかを評価するための科学的な検査手法群と、その専門分野である。米国非破壊検査協会(ASNT)はこう説明し、認められた手法は16に及ぶとする。広く用いられるものとして、電磁気検査、磁粉探傷検査、浸透探傷検査、放射線透過検査、超音波検査、目視検査の6手法を挙げている。
詳細
定義
米国非破壊検査協会(ASNT)は、非破壊検査(nondestructive testing、NDT)を、材料・部品・構造物を傷つけることなく欠陥を評価するために用いられる科学的な検査手法の集合であり、同時にひとつの専門分野であると説明している。
主な手法
同協会は、認められた手法が16あるとしたうえで、広く使われるものとして次の6つを挙げている。
- 電磁気検査(ET): 電流を測り、導電性材料の欠陥を見つける
- 磁粉探傷検査(MT): 部品を磁化し、表面の欠陥に鉄粉を集める
- 浸透探傷検査(PT): 染料を表面の割れに浸み込ませ、紫外線または可視光で可視化する
- 放射線透過検査(RT): X線またはガンマ線で部品内部の不完全部を写し出す
- 超音波検査(UT): 高周波の音波で表面下の欠陥を調べる
- 目視検査(VT): 肉眼または光学補助具による表面の観察