宇宙太陽光発電

Space-Based Solar Power (SBSP)

軌道上で太陽エネルギーを集め、地上へ伝送して電力系統に供給する構想である。欧州宇宙機関(ESA)のSOLARIS計画のFAQは、宇宙太陽光発電が原子力・水力・石炭・ガスの発電所と同様に、連続的で安定したベースロード(非間欠)電源を電力系統へ供給しうると説明している。エネルギー変換の各段階で損失が生じるため、衛星のパネルに入射した電力のおよそ10〜15%を系統へ届けることが目標として置かれている。

詳細

位置づけ

欧州宇宙機関(ESA)は、宇宙太陽光発電(space-based solar power、SBSP)を検討する計画としてSOLARISを進めている。同計画のFAQは、SBSPが原子力・水力・石炭・ガスの発電所と同じように、連続的で安定したベースロード(非間欠)電源を電力系統へ供給しうるものだと説明している。

地上の太陽光発電との違い

同FAQは、天候や夜間に左右される地上の太陽光発電と異なり、軌道上の設備は大気の影響や夜間の中断を受けずに発電を続けられる点を、この構想の中心に置いている。間欠性を持つ再生可能エネルギーと競合するのではなく、それを補うベースロード電源としての役割が強調されている。

効率の目標

同FAQは、エネルギー変換の各段階で電力が失われることを認めたうえで、衛星のパネルに入射する電力のおよそ10〜15%を電力系統へ届けることを目標として示している。