Abcuroはマサチューセッツ州ニュートンに拠点を置くバイオ医薬企業で、組織を傷つける細胞傷害性T細胞を選択的に狙う治療薬の開発を掲げている。共同創業者でチーフ・サイエンティフィック・アドバイザーを務めるSteven A. Greenberg博士は、ハーバード大学医学部教授でブリガム・アンド・ウィメンズ病院の神経内科医である。同社は、自己抗原を標的とする高度に細胞傷害性のT細胞が多くの自己免疫疾患で組織障害の重要な原因になると説明し、封入体筋炎では筋肉がこの細胞に破壊されるとしている。この課題に対し、細胞傷害性T細胞が持つ受容体KLRG1に結合して除去する抗体ulviprubartを主力に据え、2022年10月にAlex Martin氏がCEOに就任した。