ATMOS Space Cargo

ATMOS Space Cargo

膨張式減速機で軌道から物資を回収する機体を開発するドイツ企業

概要

再使用型の軌道間輸送・帰還機 PHOENIX を開発し、低軌道への輸送からペイロード統合、再突入、回収までを一貫して担う。機体は膨張式大気減速装置(IAD)を熱防護と空力ブレーキの両方に使う非アブレーティブ方式で、PHOENIX 2 は直径6mのIADで100kg、開発中の PHOENIX 3 は直径15mで1,000kgのペイロードに対応する。2025年4月に実証機 PHOENIX 1 を飛行させた。微小重力実験や軌道上製造を行う研究機関・企業のほか、欧州の政府・防衛機関も顧客に想定する。拠点はドイツのリヒテナウとフランスのストラスブール。

創業の背景

ATMOS Space Cargoは2021年に、Sebastian Klaus、Marta Oliveira、Jeffrey Hendrikse、Christian Grimmらが設立した欧州の宇宙企業で、ドイツのリヒテナウとフランスのストラスブールに拠点を置く。CEOのKlaus氏は大気圏再突入と再使用ロケットエンジンを専門とする航空宇宙工学の修士で、ドイツ連邦軍特殊部隊の将校を務めた経歴をもつ。共同創業者にはESAやCNESで働いた技術者、Airbus Defence & SpaceやDLRの出身者が名を連ねる。ISS後の時代に欧州が自前の帰還手段を欠くという課題に対し、軌道への往復輸送を定常的な運用にすることを目指している。

出典: atmos-space-cargo.com / atmos-space-cargo.com / techfundingnews.com

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