バクタ

baCta

精密発酵でアスタキサンチンを量産するフランスのバイオ企業

概要

微生物による精密発酵で工業用原料を生産するプラットフォーム「baCtaForge」を開発する。ロボット化した「Precision Biofoundry」と、ゲノムから生産株を導く「Genome-to-Factory」AIモデルを組み合わせ、ゲノム上の相互作用や制御経路を探索して従来のスクリーニングより速く最適株を見つけるとしている。第一号製品は抗酸化成分アスタキサンチンのAsta-BioLyticaで、石油化学合成と微細藻類抽出が占める市場の置き換えを狙う。用途は化粧品、ヒト向け栄養、動物栄養である。2026年3月にLocalGlobeとdaphni主導で700万ユーロを調達した。

創業の背景

baCtaのCEOであるMathieu Nohetは、2020年ごろにmRNAワクチンを知ったことをきっかけに合成生物学へ関心を深めたと述べている。工業バイオ生産は、多数の株を作って試す高スループットスクリーニングに頼ってきたが、探索空間が広すぎて費用が下がらず、期待された成果が出ていないと同氏は見ている。同社は微生物をプログラム可能な分子工場として使い、工業原料の大半を微生物で作ることを使命に掲げる。2024年12月に330万ユーロのプレシードを発表している。

出典: bacta.bio / bacta.bio

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