コーリアクティブ

Co-reactive

CO2を鉱物化した炭素ネガティブなセメント代替材を製造するドイツ企業

概要

CO-SCM と呼ぶ炭素ネガティブなセメント混和材(補助的セメント材料)を製造する。オリビンや冶金スラグなどの鉱物を水に懸濁して加圧下で CO2 と反応させ、安定な炭酸塩として CO2 を固定しつつ、セメント用途に有用な非晶質のシリカを得る。既存の製造工程を変えずにセメントを置き換えられ、強度や耐久性も維持できるとしており、1トンあたり約330kgの CO2 を恒久的に固定する。RWTH アーヘン大学の研究を基に Andreas Bremen らが2024年に設立し、2026年4月にデュッセルドルフ近郊のエアクラートで年産1,000トンのデモプラントを開所した。

創業の背景

同社は2024年に設立されたドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州の気候テック企業である。共同創業者のアンドレアス・ブレーメン博士がRWTHアーヘン大学で数年にわたり重ねたCO2鉱物化の研究が土台となっており、博士課程の修了後、同じ大学の学友であるオーランド・クラインベルクおよびヴィリ・ペーターと組んで創業した。建設業界を大規模に脱炭素化することが構想の出発点である。同社は、セメント生産が世界のCO2排出の約8%を占めること、また石炭火力の廃止や製鉄業の転換によってフライアッシュや高炉スラグといった従来のセメント代替材が不足しつつあることを、解決すべき課題として挙げている。

出典: www.co-reactive.com / www.co-reactive.com

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