エクセラジー

Excellergy

IgEを受容体から外す三機能性抗体EXL-111を開発する米パロアルトの企業

概要

重症のIgE介在性アレルギー疾患を対象に、三機能性のアレルギー性エフェクター細胞応答阻害剤(ECRI)という新しい薬剤クラスを開発する。主力のEXL-111は、マスト細胞や好塩基球のFcεRIに結合済みのIgEを細胞を活性化させずに引き剥がし、遊離IgEを中和し、さらに受容体自体の発現を低下させる3つの作用を併せ持つ。前臨床では受容体結合IgEを99%超除去し、FcεRIの表面発現を約95%低下させたとする。健常者約70名を対象とする第1相DISARM試験で2026年2月に初回投与を開始した。StanfordとBern大学のIgE受容体結合の構造研究を基盤に2021年にシードされ、拠点はパロアルト。

創業の背景

Excellergyは2021年にRed Tree Venture Capitalによってシードされたカリフォルニア州パロアルトのバイオ企業である。StanfordとBern大学によるIgEと受容体の構造的結合に関する研究成果を基盤としている。同社は、創業科学者らがIgEをアレルギーエフェクター細胞から活性化を起こさずに直接取り除けることを明らかにし、これが新たな治療の可能性を開いたと説明している。この機序を裏付けるデータは2025年10月にJournal of Allergy and Clinical Immunologyで公表された。重症アレルギー疾患に対し、IgE軸を無効化することでアレルギーの苦しみを終わらせることを使命としている。

出典: excellergy.com / excellergy.com / www.globenewswire.com

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