ラボサイクル

LabCycle

研究室の使い捨てプラスチックを再生し実験器具に戻す英バース大学発企業

概要

研究機関や医療現場から出る使い捨てプラスチック廃棄物を回収し、除染したうえで米粒ほどの高品位ペレットに再生する。オートクレーブによる事前滅菌を必要としない除染工程を用いる点を特徴とし、汚染物や危険物に分類される廃材も対象に含める。ペレットは製造パートナーに渡り、試験管やシャーレなどの消耗品として再び研究室に戻る閉ループを構成する。対象はセーフティレベル1・2の実験室と医療施設で、扱う樹脂はPS・PP・PETである。バース大学の元博士課程学生Helen Liang氏が設立し、同大キャンパス内の温室を改装した施設でパイロット運転を行う。

創業の背景

LabCycleは英バース大学発の企業で、同大の博士課程に在籍していたHelen Liang氏が共同創業した。バース大学の発表によれば、同氏は2019年のSETsquaredのワークショップで共同創業者と出会って事業の着想を得ており、2022年に同大で持続可能・循環型技術の博士号を取得している。同社サイトは、バイオ・臨床の研究室が年間550万トン超のプラスチック廃棄物を出しながら、専門的なリサイクルの仕組みと拡張可能な技術がないために埋立や焼却に回されていることを課題に挙げる。そこで使い捨てのラボ用プラスチックを除染して再生し、新しいラボ用品に戻す循環経済の構築を目指して始まった。CEOは共同創業者のColin Francis氏である。

出典: www.bath.ac.uk / labcycle.org / labcycle.org / tech.eu

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