マーシー・バイオアナリティクス

Mercy BioAnalytics

細胞外小胞の共局在マーカーで早期がんを検出する米国の液体生検企業

概要

血液中の細胞外小胞(EV)を使う早期がん検出検査を開発する。個々のEVの表面にがん関連マーカーが複数そろって並んでいるかを低コストのqPCRで読み取るMercy Haloが基盤技術で、全身の細胞が常に放出するEVを安定した検体として利用する。最初の製品は卵巣がんスクリーニング検査Evidentで、2026年にFDAから前向きピボタル試験開始の承認を得た。肺がん向けアッセイはNational Lung Screening Trialの保存試料で性能を評価しており、多がん検診への展開も掲げる。自社の臨床検査ラボはCAP認定を取得済みである。

創業の背景

同社の説明では、起源は2010年にさかのぼる。金融家で慈善家のPaul Blavinが、ミシガン大学のBlavin Scholars Programに在籍していた新入生Joseph Sedlakと出会った。Sedlakはその後ハーバード大学とMITのMD/PhDプログラムに進み、大学院での研究を通じて、がんによる罹患と死亡を減らすうえで早期発見が満たされていない大きな需要だと認識した。2人は2018年に、腫瘍由来の単一細胞外小胞を早期がん検出に利用するという着想でMercy BioAnalyticsを共同創業した。本社は米国マサチューセッツ州ウォルサムにある。早期のがんは見つけにくいが、見つかれば治癒を狙える可能性が高いという問題意識に立っている。

出典: mercybio.com / mercybio.com

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