メシウム

Messium

ハイパースペクトル衛星で小麦の窒素状態を診断し施肥量を算出

概要

ハイパースペクトル衛星が日次で取得する160波長のデータ(通常のNDVIは2波長)を、約3万点の作物サンプルで学習したAIが気象・土壌情報とあわせて解析し、窒素の過不足を判定する。5m解像度で窒素濃度・欠乏の時期・散布量を示す週次レポートを出し、ISO-XMLやShapefile形式の可変施肥マップとして農機に直接読み込ませられる。主対象は英国・欧州・豪州・ニュージーランドの小麦で、収量とタンパク目標の両立と施肥の無駄削減を狙う。英国宇宙庁、ESA、Innovate UK、豪GRDCの支援を受け、衛星データはPixxel、Planet、Kuva Spaceから得る。

創業の背景

Messiumは2023年にロンドンで、George Marangos-GilksとVishal Soomaney Vijaykumarの2人が設立した。農家に必要なのは大量のデータではなく精度の高い答えだという考えから、商用化が始まった新世代のハイパースペクトル衛星を使い、作物の窒素を高精度に監視する仕組みの構築を目標に掲げた。同年に欧州宇宙機関(ESA)のビジネスインキュベーション(ESA BIC)に参加し、衛星の通過に合わせた作物サンプルの採取を始めた。2024年には英国宇宙庁のGEO Acceleratorに選ばれ、英国と欧州の農場での試験を本格化させた。社名は星座「Custos Messium(収穫の番人)」に由来する。

出典: www.messium.co.uk / www.messium.co.uk

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