オデッセイ・セラピューティクス

Odyssey Therapeutics

自己免疫・炎症疾患で自然免疫の上流を狙う米ボストンのバイオ企業

概要

自己免疫疾患と炎症性疾患を対象に、低分子とタンパク質医薬を自社で創製する。炎症が生じた後を抑える既存薬と異なり、自然免疫系の上流シグナルを止めて炎症の発生自体を防ぐ設計を狙う。最も進んだOD-001はRIPK2のスキャフォールド阻害薬で、潰瘍性大腸炎やクローン病を対象に第2相段階にある。続くOD-002はSLC15A4阻害薬、OD-003はTNFR2標的で、ほかにTSLP/IL-33、IRAK4、IRF5を狙う探索段階の計画を持つ。2021年設立、本社はボストン。

創業の背景

Odyssey Therapeuticsは2021年に創業されたボストンの臨床段階のバイオ医薬企業で、創業者のGary D. GlickがCEOを務める。同社によれば、創業以来、創薬から開発までの機能を社内に整え、すべて自社で発見・開発した医薬品のポートフォリオを築いてきた。背景にある課題認識として、既存の炎症性疾患治療薬は主に獲得免疫の応答、つまりサイトカインの阻害に焦点を当てており、サイトカインの機能が重複しているため一つを阻害しても他が免疫応答を活性化させるという限界がある、と同社は説明している。そこで自然免疫系の上流の応答を標的とする方針をとった。

出典: odysseytx.com / odysseytx.com / odysseytx.com

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