Odyssey Therapeuticsは2021年に創業されたボストンの臨床段階のバイオ医薬企業で、創業者のGary D. GlickがCEOを務める。同社によれば、創業以来、創薬から開発までの機能を社内に整え、すべて自社で発見・開発した医薬品のポートフォリオを築いてきた。背景にある課題認識として、既存の炎症性疾患治療薬は主に獲得免疫の応答、つまりサイトカインの阻害に焦点を当てており、サイトカインの機能が重複しているため一つを阻害しても他が免疫応答を活性化させるという限界がある、と同社は説明している。そこで自然免疫系の上流の応答を標的とする方針をとった。