オプタリシス

Optalysys

光の伝送経路上で演算するフォトニックチップを開発する英国企業

概要

シリコンフォトニクスを用い、光の伝送経路のなかでそのまま演算を行う「Compute-in-Transit」方式のプログラマブルな光プロセッサを開発する。メモリ・アクセラレータ・ノード間のデータ移動に要するエネルギーが AI 基盤の規模拡大を制約しているとの見方から、データ移動と処理を1チップに統合する構成を採る。狙う処理は完全準同型暗号(FHE)や耐量子アルゴリズム、生成 AI など演算負荷の重いもので、セキュアなクラウド・企業計算が主な用途となる。2013年設立で、英国リーズと米国サンタクララに拠点を置く。

創業の背景

Optalysysは2013年に、Cambridge Correlatorsを率いた経歴を持つNick New博士(現CPO)と、Seagate、BAE、CERNなどと仕事をした経歴のRobert Todd(現CTO)が共同で創業した英国企業である。光の力でプログラマブルな計算の限界を押し広げることを使命とし、2015年にはEarlham Instituteと遺伝子検索システムを開発し、2017年にはDARPAや欧州中期予報センターとの協業で光による高速処理を示した。その後、銅配線とメモリの壁を超えるには光の高集積化が必要と考え、シリコンフォトニクスへ軸足を移した。AIやFHEは大量のデータ移動を伴うため、通信の回線速度で処理を行うフォトニックCompute-in-Transitを開発したと同社は説明している。

出典: optalysys.com / optalysys.com

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