フォトンサイクル

Photoncycle

固体水素で住宅の季節間エネルギー貯蔵を行うノルウェー企業

概要

夏の太陽光の余剰電力を冬まで持ち越す住宅向けの季節間エネルギー貯蔵システムを開発する。可逆型燃料電池が夏は電気から水素をつくり、冬はその水素から発電する構成で、水素は低圧下で固体材料に吸蔵させて保管する特許技術を用いる。エネルギー密度はリチウムイオン電池の約20倍とし、地下設置の貯蔵ユニットで最大1万kWhを数か月にわたり少ない損失で保持できるとする。発電時に生じる熱はヒートポンプで回収し、暖房と給湯にも回す。ガス、石油、地域熱、床暖房など温水式の暖房設備を持つ北欧の戸建住宅を主な対象とし、本社はオスロに置く。

創業の背景

Photoncycleはノルウェー・オスロに本社を置き、創業者でCEOのBjørn Brandtzægが率いる。同社によれば、Brandtzægはエネルギーインフラ分野で2社を創業して合計13億ドル超を調達した経歴を持ち、2020年にはマサチューセッツ工科大学(MIT)の客員フェローを務め、Photoncycleはそこでインキュベートされた。同社は、太陽光発電が夏に偏り、暖房需要が冬に集中する季節的なずれが未解決の課題だと説明し、夏の余剰電力を冬に使えるようにする住宅向け季節間蓄電に取り組んでいる。

出典: www.photoncycle.com / www.photoncycle.com

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