レインボー・クロップス

Rainbow Crops

AIと多重ゲノム編集で作物の耐性形質を作るベルギーの育種企業

概要

収量の安定性や乾燥・高温への耐性、肥料や水の利用効率といった、従来の交配では改良が難しい複合形質を対象に作物を改良するベルギーの企業。中核となるTrait Foundry™は、AIによる有望変異の予測、多重ゲノム編集、精密育種、自動フェノタイピングを一つの開発サイクルとしてつなぐプラットフォームである。現時点ではトウモロコシで概念実証を示し、今後は複数作物へ広げるとしている。VIBとゲント大学の研究から生まれたスピンオフで、自社が技術を担い、germplasmと圃場試験は種子・育種企業が担う協業型の事業を想定する。

創業の背景

Rainbow Crops は、VIB とゲント大学の植物システム生物学センター(VIB–UGent Center for Plant Systems Biology)の研究から生まれた企業である。同社は、将来の作物の性能に必要な複合形質の開発が農業の大きな課題の一つだと捉えている。生物学的な複雑さに取り組むには、個々のツールではなく、植物生物学、人工知能、作物遺伝学を統合する必要があるというのが創業者らの認識だと説明している。基盤には、遺伝子ネットワークが植物の成長や収量にどう影響するかという VIB の研究がある。CEO 兼共同創業者は Giacomo Bastianelli 氏、科学面の創業者は Hilde Nelissen 教授である。

出典: www.rainbowcrops.com

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