サバトロン

Subatron

最大2km・500kbpsの水中無線通信機器を開発するスイス企業

概要

水中で使える無線データ通信システムを開発する。自社で特許を取得したトランスデューサと信号処理を組み合わせ、最大約2kmの距離で最大500kbpsのリアルタイム伝送を実現するとしている。標準的なインターフェースを備え、モジュールとして既存機器に組み込める設計である。想定用途は無人潜水機(UUV)の行動範囲の拡大、視界が悪い環境でのダイバー間通信、保守が難しい場所に置くセンサーネットワーク、潜水艦の通信などで、海洋調査やインフラ点検、洋上作業、防衛分野を対象とする。スイスに登記するSubatron GmbHが手がけ、欧州での実証導入を進めている。

創業の背景

Subatronはチューリッヒを拠点とするスイスの企業で、2026年に設立され、ETHチューリッヒのエコシステムから生まれた。創業者はSamira Baumann(CEO)、Alissa Wyss(CBO)、Mathias Werder(CTO)の3名で、物理、工学、事業の知見を持ち、うち2名は学士課程に在学中に創業したとStartuptickerは報じている。同社サイトによれば、電波は水中で急速に減衰し、既存の音響方式もデータ速度、距離、信頼性のいずれかに制約があるため、多くの水中作業が今もケーブルや係留線に依存している。同社はこの課題に対し、超音波を用いた無線の水中通信システムを開発している。

出典: subatron.ch / subatron.ch / www.startupticker.ch / www.startupticker.ch

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