ヴェグヴィシル

Vegvisir

装甲車の車内から360度を見渡すMR視界システムを開発するエストニア企業

概要

装甲車の乗員向けに、混合現実(MR)を用いた状況認識システムを開発する。車体に取り付けた複数のカメラ映像を統合し、ゴーグル型ディスプレイを通じて装甲に囲まれたまま車外を360度見渡せるようにする。製品は基本構成のVegvisir Core、IPカメラと光ファイバー接続を前提にした小型版NANO、遠隔操作用のVegvisir Remote、指揮所向けのVirtual Command Stationに分かれ、下車した歩兵用の軽量ヘルメット搭載ディスプレイも用意する。無人車両や随時有人化する車両への搭載を想定し、エストニアとクロアチアにまたがる体制で開発する。

創業の背景

VegvisirはDefensphere OÜが運営するエストニアの防衛技術企業で、同社サイトによれば2021年に設立され、タリンとクロアチアのオシエクに開発拠点を置く。創業者は3名で、CEOのIngvar Pärnamäeはエストニア国防省で国防投資担当次官や国家軍備局長を務めた人物、COOのKaido Petterは防衛技術やソフトウェア分野で約20年の経験を持ち、CPOのRaido Sarematはエストニア国防軍に15年勤務した。同社は、装甲車の乗員の周囲状況の把握を助ける複合現実の状況認識システムとして製品化を始め、現在は無人システムの遠隔操作や指揮統制の領域にも製品を広げている。2023年末には最初の販売契約を発表している。

出典: www.vegvisir.ee / thedefensepost.com / thedefensepost.com

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