薬剤感受性試験

Antimicrobial Susceptibility Testing (AST)

分離した微生物が個々の抗菌薬にどれだけ感受性を持つかを調べる検査。EUCASTは臨床ブレイクポイントに基づき、微生物をS(感受性)、I(感受性・曝露量増加)、R(耐性)の3区分に分類する。

詳細

薬剤感受性試験は、患者から分離した微生物がどの抗菌薬に反応するかを調べ、治療薬の選択に用いる検査である。

欧州抗菌薬感受性試験委員会(EUCAST)は、臨床ブレイクポイントを用いて微生物を次の3区分に分類する。

  • S — Susceptible(感受性)
  • I — Susceptible, increased exposure(感受性・曝露量増加)
  • R — Resistant(耐性)

ブレイクポイントは1970年代から各国の委員会が定めてきたもので、EUCAST は投与量、薬物動態、MIC 分布、耐性機序などを考慮して設定していると説明している。

判定に時間がかかることが課題とされ、結果が出るまでの間は広域抗菌薬を経験的に使わざるを得ないことが、薬剤耐性(AMR)の一因として指摘されている。