Silicon spin qubit
Nature Communications に掲載されたシリコンCMOSアーキテクチャの提案では、量子ビットを「量子ドットに閉じ込めた単一電子のスピン状態で定義し、交換相互作用で結合させ、マイクロ波共振器を用いて制御し、ゲートベースの分散読み出しで測定する」ものとして記述している。
この方式の利点は、既に膨大な数のトランジスタを製造してきたシリコンの製造プロセスをそのまま使える点にある。同論文では、極低温下で古典的な制御回路と量子素子を同一チップに集積する構成が示されており、フローティングゲートを使って個々の量子ビットを調整することで、配線数の増加を量子ビット数 N に対して √N に抑えられるとしている。