カイラル

Chiral

カーボンナノチューブをウエハーに配置する装置を作るスイス企業

概要

カーボンナノチューブや遷移金属ダイカルコゲナイド(TMD)、hBN といったナノ材料をシリコンウエハー上へ選択的に配置する装置と工程を開発する。自動化・高精度機構・AI を組み合わせ、液相塗布に代えて位置を定めた決定論的な配置を行うことで、汚染を抑えつつナノ材料トランジスタの工業スケール量産を可能にすることを狙う。提供形態は受託試作の Nanodevice Foundry と装置販売の Nanoassembly Equipment の2つで、次世代半導体や量子デバイスを開発する企業・研究機関が顧客。2023年に ETH チューリッヒと Empa のスピンオフとして設立された。

創業の背景

Chiral は2023年にスイスで、ETH チューリッヒのスピンオフとして設立された。共同創業者は、ナノテクノロジーで ETH の博士号を持つ CEO の Seoho Jung 氏、精密モーション工学の博士で CTO 兼 COO の Natanael Lanz 氏、同じく精密モーション工学の博士で CPO の André Butzerin 氏である。半導体の微細化が物理的な限界に近づく中で、ナノ材料は研究では優れた性能を示してきたが、拡張可能で制御できる製造法がなければ影響は限られるという課題に対し、研究成果を工業規模の製造へ移すことを目指している。

出典: www.chiralnano.com / www.chiralnano.com / www.globenewswire.com

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