クラリックス

Claryx

院内感染の伝播経路をゲノム解析で追跡する米国のプラットフォーム企業

概要

院内感染の伝播をリアルタイムに監視するゲノム基盤「CloneLink」を開発する。患者から検出された病原体のゲノムを読み、関連する症例同士を連結してアウトブレイクを同定する。院内の空気、水、表面から構築したデジタルツインと照合し、病原体が残存する環境リザーバを特定する。事後の調査ではなく常時監視として運用することを想定している。

創業の背景

Claryxは、兄弟のKurt HackenbergerとDirk Hackenbergerが創業したニューヨークの企業である。きっかけは二人の祖母の経験で、2004年に定期的な処置を受けた際にクロストリジオイデス・ディフィシル感染から敗血症に至り、数時間で済むはずの入院が3か月に及んだが、感染源は誰にも分からなかったという。Dirkはマクマスター大学でGerry Wrightの下、感染症ゲノム学と薬剤耐性の博士研究を行い、Kurtは投資家としてThe Carlyle Groupでバイスプレジデントを務めた。同社は、院内感染の個々の症例は見えても症例間のつながりが見えず、アウトブレイクが大きくなるまで確認されない点を課題とし、病原体のゲノム解読でこれを常時把握することを目指して創業した。

出典: claryx.com / claryx.com

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