プロキシマ・フュージョン

Proxima Fusion

準等方性ステラレータと高温超伝導磁石で核融合炉を設計するミュンヘン企業

概要

2023年にマックス・プランク・プラズマ物理研究所(IPP)からスピンアウトし、ミュンヘンを拠点とする。IPPのW7-X実験の成果を踏まえ、準等方性(QI)ステラレータと高温超伝導(HTS)磁石を組み合わせた炉を、シミュレーション主導の設計手法で開発する。商用発電所の概念設計「Stellaris」と、正味エネルギー増倍の実証を目指す実証機「Alpha」の二本立てで進め、Alphaは設計を固めつつ欧州内の建設候補地を検討中。2027年にHTS磁石技術を検証するステラレータ・モデルコイル(SMC)を完成させ、2030年代の発電所稼働を目標に置く。社員は約100人。

創業の背景

Proxima Fusionは2023年にマックス・プランク・プラズマ物理研究所(IPP)から最初にスピンアウトした企業で、ミュンヘンに本社を置く。2022年にIPPのWendelstein 7-Xが記録的な運転を達成したことを土台に設立された。共同創業者でCEOのFrancesco SciortinoはMITで核融合の博士号を取得後IPPでトカマク研究を調整し、2022年のステラレータの進展を機に研究の軸足を移した。同じく共同創業者のJorrit Lionは、W7-X型ステラレータを商用発電向けにどう設計すべきかをIPPの博士研究で検討した人物である。

出典: www.proximafusion.com / www.proximafusion.com

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