Singular Photonics

Singular Photonics

画素内で演算するSPAD単一光子イメージセンサ(エディンバラ大発)

概要

エディンバラ大学から2025年にスピンアウトしたファブレス半導体企業で、本拠は英エディンバラ。単一光子アバランシェダイオード(SPAD)に画素内のデジタル処理回路を組み合わせ、撮像・時刻計測・ヒストグラム化・光子統計を1チップで扱うイメージセンサを開発する。最新製品Litavisは256×256画素の光子計数画像と、64×64マクロピクセルでのピコ秒精度の光子到来時刻を同時に出力する。ほかにラマン分光やFLIM向けの512画素ラインセンサSirona、Metaと共同開発した医用イメージング向けAndartaがある。対象はマシンビジョン、科学・医用計測、量子技術など。

創業の背景

Singular Photonicsは、SPAD型デジタル撮像の先駆者であるエディンバラ大学のRobert Henderson教授の研究室から生まれたファブレス企業である。同教授が率いるCMOSセンサ・システム研究グループに根を持ち、同教授はナノメートルCMOSで初期のSPADイメージセンサを開発し、2013年には飛行時間センサを実現した。このセンサはスマートフォン10億台以上のオートフォーカス補助に使われているとされる。同社はSPADの検出器製造の進歩で、センサ上に計算層を載せられる段階に来たと考え、微弱光下で単一光子の検出と画素内の演算を結び付けることを目的に設立された。

出典: singularphotonics.com / singularphotonics.com

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