サイトトレイト

Cytotrait

葉緑体・ミトコンドリアのゲノム編集で作物形質をつくる英国企業

概要

葉緑体とミトコンドリアのゲノムに遺伝子や編集を導入する独自技術「MOSS(Mutant Organelle Selection System)」を開発する。細胞や植物のすべてのオルガネラに目的の改変が入ったホモプラスミーの状態をつくり、オルガネラ内で高い発現量を得る仕組みである。導入遺伝子の植物毒性を抑えられ、戻し交配や形質の積み上げが容易になり、遺伝子の拡散を封じ込めやすい点を利点として挙げる。小麦、トウモロコシ、ジャガイモ、キャノーラを対象に、収量や耐性、病害虫抵抗性の改良を狙い、欧州と北米の市場を想定する。マンチェスター大学発のスピンアウトで、同市に拠点を置く。

創業の背景

Cytotraitはマンチェスター大学発のバイオテクノロジー企業で、食料と農業向けの新規形質の開発に取り組んでいる。中核のMOSS技術は、同大学でJunwei Ji氏が葉緑体ゲノムの精密なDNA変異導入を研究する中で生まれ、同大学のAnil Day氏との共同発明で、現在は同社にライセンスされている。Ji氏はICUReプログラムを率いて会社の基礎を築いた。元はハイブリッドトウモロコシの育種家である。Tim Brears氏は会長を務める。会社は同大学のイノベーション・ファクトリーの支援でスピンアウトし、Northern GritstoneのNG Studiosの修了企業でもある。食料安全保障と持続可能な農業という課題を意識して開発したと同社は述べている。

出典: www.cytotrait.com / www.cytotrait.com

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